母乳が足りない場合

母乳分泌を促し、赤ちゃんが飲みやすくなるための手技を行います。母乳の排出した分作られるという特性に従い、赤ちゃんがより効率的に母乳を飲めるように飲み方(抱き方や口への含み方など)、飲ませ方(授乳するペースや必要時ミルクの与え方など)をご相談します。

母乳が出過ぎる場合

お乳の量は段々と赤ちゃんの飲む量に合わせて作られるようになるものですが、中にはなかなかうまくいかずに常に溜まってしまい、赤ちゃんがむせてしまうことや、時間が空かないと飲まなくなってしまう場合があります。飲んだ後にはすっきりしていて、赤ちゃんが飲んだ時に射乳反射によって排出されるお乳になるように手技をするとともに、なるべく授乳後にお乳が残らないようにするための赤ちゃんの飲み方や飲ませ方についてご相談します。

つまりやしこり、白斑ができてしまう場合

乳腺の通りが悪くなってしまうことが原因のため通りを良くして赤ちゃんがよく飲んでくれるように促します。乳腺の流れが良くなりお乳がすっきり出るようになると解消に向かう場合が多いです。赤ちゃんが、トラブルのある乳腺のお乳も毎回しっかり飲んでくれるような飲み方・飲ませ方について相談します。

乳頭に亀裂ができてしまう場合

赤ちゃんの吸い方が浅いだけでなく、お乳の循環が良くなく乳頭や乳輪の伸展性が不良な場合に亀裂ができてしまう場合が多いです。手技を受けると乳輪・乳頭も柔らかくなるので傷がつきにくく、赤ちゃんにとっても飲みやすい状態になります。傷の痛みは授乳をお休みすると少し和らぎますが、お乳の循環がよくない状態だと飲ませ始めるとまた傷になってしまいます。痛みの少ない授乳の仕方を工夫し、思うように授乳ができなくても母乳分泌を維持させられるような方法を一緒に相談します。

直接授乳が出来ない場合

赤ちゃんにお乳を吸いたい意欲はあるがまだ単にコツをつかんでいないために吸い付けない、という場合と、そもそも哺乳瓶に慣れてしまったり直接授乳に苦手意識が生まれてしまったりしているなどで、お乳を近づけただけで嫌がってしまう場合もあります。その他にも、何らかの理由で急に赤ちゃんが飲まなくなってしまったり、飲みながら怒ったり引っ張ったりする場合もあります。
まずは赤ちゃんが授乳の姿勢になった時に安心して、少しずつ直接授乳を練習しようという気になってもらうことが重要です。そのために出来る自宅での練習方法を、実際の授乳の様子を見させてただ苦ことで探っていくとともに、手技(マッサージ)で吸い付きやすく、出やすいお乳へと整えていきます。

卒乳・断乳の後のケア

お乳が溜まった状態になると、身体がもう作る必要がないことを認識してお乳を作る機能は低下していきます。お乳の止まるペースは授乳の回数や、体質によって人それぞれですが、自覚症状がなくてもしこりやつまりのある状態で止まってしまうと古いお乳が残ったままの状態になる場合があります。お乳を溜めた状態にして分泌を少なくするとともに、何回か丁寧に搾乳することで古いお乳がなるべく残らないようにします。卒乳・断乳時のしこりや乳腺炎の予防のために事前に手技を受けられることもおすすめしています。

その他のご相談内容

母乳と並行する離乳食の与え方、離乳食の進め方や食材の選び方、復職後の母乳の続け方、赤ちゃんが乳首を噛んでしまう時の対処法等、授乳や赤ちゃんの成長発達に関わることでしたら殆どの場合、桶谷式手技を受けながらご相談いただくのがお勧めです。ご不明点があればお気軽にお問い合わせください。