火曜日からのお休み、ありがとうございました!
無事に帰国いたしました。
学会では英語でプレゼンテーションをして語ディスカッションする気満々だったんですけど、検索すると表示されるみたいな電子ポスターで、誰かにプレゼンを聞いてもらうどころか自分のポスターを何人が見てくれたのだろうという感じでちょっと拍子抜けでした。
こんなこともあるんですね〜
今度は絶対オーラルセッションで発表するぞと思いました。
張り切ってた分、どうも不完全燃焼ではありますが母乳育児と出産子育て系の内容は色々と聞いて勉強できたし、大学院時代の先生やゼミ仲間にも会えて、たくさん刺激をもらいました。時差ボケもないのに会期中は興奮でよく眠れませんでした。
発表者にはPhDを修了したてのアジア圏の人が多かったですが、皆さん英語が堪能で感心しました。多分、大学や大学院になると英語がメインになるような国もいっぱいあるんでしょう・・・!流暢だとかっこいいですし、思ったことがすぐに伝えられて羨ましいですが、学会においては結局見た目やプレゼンの美しさより中身が重要だと感じました。
英語は大事なツールですが、それより欠かせないのは専門性や軸とするもの、そして人間性だなと思いました。
実際の現場にアクションするための説得力になるような研究が出来ればそれは素晴らしいことで、もう少し自分の時間が持ちやすくなったらまた勉強するのもいいなと思いました。
最後のフリーな一日では、街を歩き回って、本屋さん巡りをして子どもたちの絵本や中国語や英語の面白そうな本を買って美味しいものを食べて満喫して来ました。
香港は金融と不動産、貿易業が盛んで、お金持ちの人が多そうでした。
国民皆保険制度ではないようですが、医療のレベルは結構高いそうです。
中医学のクリニックや漢方屋さんも沢山ありました。
私立病院で高いレベルの医療を受けると超高額になるそうなので、それを受けられるのは高所得層なのだと思いますが、かえってそういう医療に依存しないで健康を維持している人も沢山いるのではと思いました。妊娠・出産に関しても妊娠中の母親教室とか、乳児健診を皆が受ける制度はないそうです。
日本は皆が保険で最新(?)医療を受けますし、医療に依存的な人も多いので皆保険によって医療費が圧迫されるのは無理のない話ですね。
いっそ、保険が効かない方が主体性を持って健康管理をする人が増えたりして、と思いました。
職業病で、子ども連れの人をついじっくり観察してしまいますが、文化も言語も違っていても子どもたちと親の顔は日本と一緒でほっこりしました。
家族と離れて過ごした5日間は、不安でしたがとっても濃密で充実した機会になり今後の目標や方針を考えるよい機会になりました!
月曜日からまた、地に足をつけて毎日頑張りたいと思います。
お休みをいただきありがとうございました。