料金表

マッサージの所要時間はいずれの場合も概ね20分です。
助産院でのケア全体に要する時間はご相談内容によって異なりますが、授乳の方法に支援が必要な場合はお時間を多くいただく場合が多いので時間に余裕を持ってお越しください。 ※すべて税込価格です。

初診料
(初めての方に再診料とともにお支払いいただく料金です)
¥1,650
(料金の合計¥5,500)
カルテの作成、問診、手技専用タオルと桶谷式が発行している小冊子(おっぱいルームアドバイス)のお渡しに要する費用
今回のお子さんで当院で初めて桶谷式手技を受けられる場合は初診扱いとなります。
これはお乳を飲んでいるお子さんによってお乳の状態やご提案する授乳の方法が異なるためです。
上のお子さんで来院された方、他の桶谷式の助産院に受診された方も基本的には初診料金を頂戴しています。ご了承ください。
なお、2回目以降の料金は再診料のみとなります。
ネット予約サイトからのご予約では、その日の枠に余裕がある場合、予約時間にさらに20分ゆとりを持たせてゆっくりと赤ちゃんの飲み方を見せていただくことが可能です。
赤ちゃんの飲み方が安定しない方や授乳時に痛みがある方は是非ご利用ください。
手技料金
(2回目以降の料金)
¥3,850 概ね20分間の桶谷式手技+授乳支援と母子手帳への成長記録の記載
時間外料金 ¥1,650 緊急時で助産院の定休日や夕方に対応させていただく場合が該当します(基本的には酒井の子どもを預ける都合で当面は夕方や休日は対応できません)
営業日の営業時間に続く時間(ネット予約の枠が埋まっている場合に当日の枠の前後の時間帯でお越しいただく場合)でのご予約の場合、時間外料金は頂戴しません。
お乳の健康状態もある程度予防ができます。
特に日頃からより良い状態を維持するために通ってくださっているお母様に関してはできる限り安心して授乳が続けられるように精一杯を尽くしたい所存です。
私の都合で営業日が少ない月もあり大変申し訳ありませんが、日頃より大切なお身体を十分にご自愛いただいた上で丁寧に授乳を続けていただければと思います。

お支払い方法

現金もしくは、クレジットカード(Visa,Master,Amex,JCB,Diners,Discover)、交通系ICやQuicPay、iDなどの電子マネーに対応しています。

手技料金は医療費控除の対象になります。領収書は忘れずお控えください。

桶谷式手技(お乳のケア)のメリット・できること

桶谷式手技では、おっぱいマッサージを行って母乳がスムーズに出るようにし、母乳育児のトラブルを解消することを目的としています。
当院のスタッフは桶谷式手技の正式な資格を持っており、そちらに準じて行います。

母乳が足りない場合

母乳分泌を促し、赤ちゃんが飲みやすくなるための手技を行います。母乳は排出した分作られるという特性に従い、赤ちゃんがより効率的に母乳を飲めるように飲み方(抱き方や口への含み方など)、飲ませ方(授乳するペースや必要時のミルクの与え方など)をアドバイスいたします。

母乳が出過ぎる場合

お乳の量は、段々と赤ちゃんの飲む量に合わせて作られるようになるものです。しかし中にはなかなかうまくいかずに常に溜まってしまい、赤ちゃんがむせてしまうことや、時間が空かないと飲まなくなってしまうこともあります。赤ちゃんの射乳反射によって排出されるお乳になるような手技をするとともに、なるべく授乳後にお乳が残らないよう飲んだ後にはすっきりするための赤ちゃんの飲み方や飲ませ方について指導いたします。

つまりやしこり、白斑ができてしまう場合

乳腺の通りが悪くなってしまうことが原因のため、通りを良くして赤ちゃんがよく飲んでくれるように促します。乳腺の流れが良くなりお乳がすっきり出るようになると解消に向かう場合が多いです。また、赤ちゃんが、トラブルのある乳腺のお乳も毎回しっかり飲んでくれるような飲み方・飲ませ方についてのご相談も承ります。

乳頭に亀裂ができてしまう場合

亀裂ができてしまう原因は、赤ちゃんの吸い方が浅いだけでなく、お乳の循環が良くないために乳頭や乳輪の伸展性が不良な場合に多いです。手技を受けると乳輪・乳頭も柔らかくなるので傷がつきにくく、赤ちゃんにとっても飲みやすい状態になります。傷の痛みは授乳をお休みすると少し和らぎますが、お乳の循環がよくない状態だと飲ませ始めればまた傷になってしまいます。痛みの少ない授乳の仕方を工夫し、思うように授乳ができなくても母乳分泌を維持させられるような方法を一緒に考えます。

直接授乳が出来ない場合

赤ちゃんにお乳を吸いたい意欲はあるが、まだ単にコツをつかんでいないために吸い付けないという場合と、そもそも哺乳瓶に慣れてしまったり直接授乳に苦手意識が生まれてしまったりしているなどで、お乳を近づけただけで嫌がってしまう場合もあります。その他にも、何らかの理由で急に赤ちゃんが飲まなくなってしまったり、飲みながら怒ったり引っ張ったりする場合もあります。
赤ちゃんが直接の授乳の姿勢になった時、まずは安心して少しずつ授乳を練習しようという気になってもらうことが重要です。そのために出来る自宅での練習方法を、実際の授乳の様子を見させてただくことで探り、さらには手技(マッサージ)で吸い付きやすく、出やすいお乳へと整えていきます。

卒乳・断乳の後のケア

お乳が溜まった状態になると、身体がもう作る必要がないことを認識してお乳を作る機能は低下していきます。お乳の止まるペースは授乳の回数や体質によって人それぞれですが、自覚症状がなくてもしこりやつまりのある状態で止まってしまうことで古いお乳が残ったままの状態になる場合もあります。そこで、お乳を溜めた状態にして母乳分泌を少なくするとともに、何回か丁寧に搾乳することで古いお乳がなるべく残らないようにします。卒乳・断乳時のしこりや乳腺炎の予防のために事前に手技を受けられることもおすすめしています。

その他のご相談内容

母乳と並行する離乳食の与え方、離乳食の進め方や食材の選び方、復職後の母乳の続け方、赤ちゃんが乳首を噛んでしまう時の対処法等、授乳や赤ちゃんの成長発達に関わることでしたら殆どの場合、桶谷式手技を受けながらご相談いただくのがお勧めです。ご不明点があればお気軽にお問い合わせください。

桶谷式手技の流れ

桶谷式手技と授乳支援を行います。
マッサージだけでなく授乳支援を両方行うことによって、お母さんと赤ちゃんにとってより良い効果を得られます。

桶谷式手技

ベッドで横になっていただき、温かいタオルを当てながらマッサージをしていきます。

脱ぎ着のしやすい、上下別の服装でお越しいただくことをお勧めします。

リラックスしていただきながら、普段の授乳の様子やお母さんの希望の授乳の仕方について、雑談を交えながらお伺いいたします。
プライバシーの守られた、プライベートな空間のベッドで、1対1でお話ししながらやりますのでご安心ください。
マッサージ中は、同じベッドで赤ちゃんを寝かせることもできますし、アシスタントスタッフがいるので、スタッフが赤ちゃんと遊んだり、抱っこをしたりも可能です。
なのでお母さんは安心しておっぱいのケアを受けてください。

授乳支援

マッサージが終わった後に、授乳の様子を確認させていただきます。
必要に合わせて、赤ちゃんの抱っこの仕方や、おっぱいのくわえさせ方等をアドバイスさせていただきます。赤ちゃんの性格や癖に合わせて、お母さんと赤ちゃんの心に寄り添い、二人にとって最も快適な授乳方法を一緒に模索していきます。

必要なもの

  • フェイスタオル3枚
  • 桶谷タオル(初診の際にお渡しいたします)
  • ビニール袋(濡れたタオル用)
  • 母子手帳
  • 哺乳瓶/ミルク(お湯はご用意しております)
  • おむつ/おしりふき
OPPA!桶谷式母乳育児ママサポートサイト