こんにちは!
夏休みも、もうちょっとで終わりですね。
今年の夏は、娘たちと3人旅で松本にスズキメソードの夏期学校デビューをしました🎻

普段だと仕事と家事と育児であっという間に過ぎてしまう日々ですが、松本での5日間だけはスマホを見る暇すらないほど濃密に一緒に過ごすことが出来て、自然と文化の美しい街でバイオリン漬けで幸せと感動で胸いっぱいで帰って来ました☺️

私は人の健康についての本と、子どもたちをいかに育てるのかみたいな本が結構好きで沢山読んだので、役に立ったことも色々ありますが自分の育児でも何かと色々試しては沢山空回りして特に上の娘は結構振り回してしまいました😅
そんな中で唯一続けられて、これからも続けたいのがスズキメソードのバイオリンです🎻

人の子育てには、生物的な子育てで生命力を高める側面と、社会的な子育てで社会で成功できるように育てる側面があって、両者が相反することがあるのが難しいところだなぁと思います。
極端に言うと、生命力が高くても食べていけないと苦労するし、
生活に困っていなくても生気のない顔で働き続けるのは辛いものだし

それで、親はわが子に幸せになってほしいと思うものなので、最初は大事な子をよりよく育てたいという大きな目標のために純粋な気持ちで何かしら投資し始めたりするんですけど、習い事とかになるとお金も時間も必要になるのでいつの間にか結果とか目に見えること重視になってきて親のエゴ化してきちゃうこともあって難しいですよね〜。。😅

私はいいと聞いたらやってみたい性分なので、子どもにも小さいころから幼児教室やら何やら色々始めてみたりはしたのですが、結局途中で意味を見出せなくなってきたとかであんまり続かないので私の根気が足りないのかなぁとか私子どもに何かやらせるの向いてないのかなぁと思うことが多々ありました😅
そんな中でバイオリンだけは続けられているのには、生物的な子どもらしさを否定せずに、土を耕したり種を蒔くことに徹することができたのと、それを支えて下さる環境があったからだと思っています。

スズキメソードには音楽を通して立派な人に育てるという理念がありますが、

さかいこども歯科矯正歯科の理念はお口育てを通じて健康な子どもを育てること、
助産院の理念は授乳期の支援を通して健やかな親子の土台作りをすることです。
目標は完璧な歯並びでも、完全母乳でもなくて、その先の健やかで幸せな人生だという壮大なもので、それに向かってそれぞれのペースで努力すると、小手先の結果だけに留まらない感動や喜びが待ってるような気がしています。

習い事は小学生くらいから始めたほうがいいという考えもありますし、スズキメソードで鈴木先生が小さい子どもたちにバイオリンを教えるようになる前は、本場の欧州でも7歳くらいから楽器を始めるのが一般的だったそうです。
一方で乳幼児期の子どもたちってとても不思議な高い感性を持っていて、大人よりうんとすごいなぁと感じることが多々あるので、食べ物でも絵本でも音楽でもより質の高い環境を与えたいものだと感じます。

なので、小さい子どもと何かに取り組むことについては、
大きくなってからの習い事とか資格取得講座とかとは違って、人としての土台作りのために土壌を耕したり種を蒔き続けるようなスタンスでいるのがいいのかなぁと思いました。
親子のもつ土壌は様々なので、どんな耕し方がいいかとかいつ芽が出るかも様々だけど、結果を求めすぎずにひたすら取り組んでいくことで頑張った過程ひとつひとつにも意味が出てくる気がします👶🏻

子育てって面白いですね〜!