助産院にあたらしい仲間が増えました!

ミーサ(Mysa)ちゃんです。

名前の由来はフィンランド語で「心地よい」「暖かい」という言葉からもらいました。

Atelier Motherさんで手作りで作っていただいたお人形です。

まだ首が座っていなくて、まぁるい抱っこが大好きです。

うつ伏せも上手に出来るようになっています。

ネウボラに来てくれたお友達の授乳や抱っこの練習の際に、手伝ってもらおうと思っています〜!

ちなみに、ネウボラという名前もフィンランドの子育て支援施設の意です。

憧れているだけで行ったことはないので、いつか行ってみたいです。

一緒に赤ちゃんのお口模型、お乳断面模型なども届きました。

手作りでこんなに可愛らしくて、赤ちゃんのからだの特性に近いお人形が作れるなんて本当にすごい。

言葉だけで説明しにくいところも視覚でパッと入るとイメージしやすいと思うので、大活躍してくれる予感!

 

 

2019年6月の開業から4年経過して、スタートアップの時期や産休育休などの時期を差し引いても3年くらいはしっかりやらせていただいて、形が少し整ってきました。

 

開業当初に来てくださっていた子がお兄さんお姉さんになったり、

 

2人目3人目のお子さんも生まれていよいよお母様の妊娠・授乳期が終了したりもして、

 

数年すると今度は赤ちゃんだった子が小学校上がりましたよーとか、授業参観とか運動会で会えちゃったりもして、

 

2,30年後にはついにいずれはその子が結婚しましたとか赤ちゃん産まれたので娘が行きますーなんて事になったりしてなんて色々妄想が膨らみます。

 

楽しみなことも沢山ありながら、

 

赤ちゃんのからだやこころ、お母さんとお子さんとの関係性をつくっていく上で一緒の土台になる大切な時期に関わらせていただいていることに感謝と責任感を持って、日々取り組んでいきたいなぁと思っています。

 

 

乳幼児期は特に子どもたちの育つ力と、お母さんの育てる力が最大限に引き出されて奥底に眠る野生の勘みたいなものが発揮されるのが何よりなんじゃないかと思います。

まずはヒトとして育てて、小学校くらいになったら人間にしていくみたいな。

 

養生訓で、「三分の飢えと寒さ」が子どもにも大人にも大切と言われるように、常に空調管理された部屋で空腹も感じずに寝て過ごすのはもったいないですね〜

 

私が助産院でよく直面する課題は、赤ちゃんが必要な栄養が摂れているかをどう考えるのかで、

そもそも足りてるか足りてないか決めるのは赤ちゃんで、私でも病院でも保健センターでもないと思うんですけど、

赤ちゃんの方も実際に言葉で「足りない」「お腹いっぱい」とか言ってくれる訳でもないので、

三分の飢えと寒さのつもりが五分の飢えと寒さかもしれないこともあれば、

お母さんが赤ちゃんを大切に思うあまりに一分足りとも飢えさせたくないこともあるし、

栄養に飢えてるんじゃなくて、肌に飢えてるとか愛に飢えてるとかもあると思うので、

結局どうやって考えればいいか答えがはっきりありません。

 

 

でも、母乳だったら生まれたてのお互いに不安定な時期はひとまずいつでも惜しまずあげて、沢山抱っこして、沢山心をかけてあげれば100日くらいすると赤ちゃんの言うことがよくわかるようになってくるものだと思うので、そうしたら体重計より成長曲線より我が子の様子や表情が何よりの指標になるんだと思います。

 

そういった数字で測りにくいお乳の雰囲気と、赤ちゃんの様子と、授乳の様子をみさせてもらってより良い育ちのために伴走させてもらうのがネウボラのひとつの役割だな〜と感じています。

 

今年も残すところ2ヶ月ほどになりましたが、よろしくお願いします。